感動のシルクドゥソレイユを見終わったあとは、のりさんとゆう方と噴水前で待ち合わせしていた。
のりさんは、わたしが旅人掲示板で「レンタカーを一緒にシェアしてデスバレーに行きませんか」という企画に応募してくれた日本からの旅行者だ。
もちろん初対面なので、どんな人だろうと少し緊張しながらベガスの夜を歩く。
変な人じゃなければいいなぁと願いながら(正直)
「オレンジのジャケット着てるからすぐわかると思う!」と言われてオレンジを探すが、、、
いたー!本当に目立つオレンジだった!
見た目は丸山ゴンザレスにしか見えないけど、のりさんは大企業でバリバリ働く超気さくで知的で優しい男性、英語も流暢に話すし、何より会話すると地頭の賢さが際立つ。
そんなのりさんは、一年に一度の長期休暇に必ずラスベガスに来るほどベガスが大好きなんだそう!だからラスベガスのことはめちゃくちゃ詳しい!
この街にある高級ホテルはほとんど制覇しているし、どこのホテルが系列だとか、無料で泊まれる裏技だとか、会員グレード上がるとリムジンに乗れるだとか、もうラスベガス大使になって情報発信すればいいのにと思うぐらいだ。
ベガスにここまで詳しい人にこんな形で知り合えるなんて、わたしは超ラッキーかもしれない!
そんなのりさんにエスコートされるがまま、念願の噴水ショーも特等席で見れた!
んま〜、噴水なんて目じゃないくらいイチャイチャするカップルが多いのなんの!噴水の周りは「ぶっちゅ〜♡」ってキスしまくるカップルで溢れてた。
お前ら世界で一番幸せだろ!いいよ!大好きだよ!やっちゃえよ!見てるこっちにまでニヤニヤ移るからなんか有難いわ!
それにしてもここまで水が吹き上がると迫力が違うね!見入っちゃう!
ラスベガスに何回も来たいって思う人の気持ちがなんか理解できる。
だってここは、この世のエンターテイメントの極みだもん!
噴水を見終わったあとは、のりさんが選んでくれた豪華なレストランでディナーすることになった。
のりさん
「この噴水が見えるテラスのあるレストランに行きたいんだけど、男一人じゃ行きにくかったからそこ行こう!」
そう誘ってもらった素敵なレストランの名前は覚えてないけど、こんなお洒落なアートが玄関にありました。
場所はベラージオから道路を渡った目の前だけど、木が邪魔で噴水は隙間からしか見れなかった!爆笑)
でも噴水が見れなくても、街並みを見ているだけで全然もうエンターテイメントだよ。
テラスから見えた景色は普通にこんな感じだもん。
レストランでご飯を頂きながら、改めて初対面ののりさんと色んな話を交わし、このアメリカ横断がはじまって初めてこんな素敵(高級)なレストランでステーキやシーフードやサラダなどの豪華なディナーを食べてることにウルウルしてしまう私。
前にも書いた通り、食の部分では節約していないとはいいつつも、ここまで豪華なご飯を一人で選ぶことはなかったからもう感激で。
しかものりさん、あっさりと御馳走してくれたΣ(゚Д゚)
目の前の豪華なご飯に食らいつきすぎて料理の写真一枚も撮ってないからね!ブロガー失格だね、わたし!
のりさんにご馳走して頂いたのはご飯だけではありません。
見てくださいこれ。
お久しぶりにお目にかかるシャンパンとゆうものでございます。
シルクドゥソレイユを見て常に大満足なのに、さらにディナーやシャンパンまでご馳走になってしまった私は、わかりやすいぐらい極楽気分でほろ酔いになってしまった。
それでいて、のりさんが知的な話ばかりしてくるし、でも今まで聞いたことも関わったこともない面白い話題を繰り広げてくれるから、会話も空気も弾む♪弾む♪
最高のラスベガスナイトじゃないか!今宵は!なんて日だ!
でも私達の夜はここからが本番なのだ。
愛&のりさん
「遊びに行こー!」
レストランを出たあと、わたしたちはラスベガスの夜街をとことん散策することになった。
愛
「そういえば、拓也さんにエッフェル塔に登っておいでって言われてたんだ!」
のりさん
「俺、エッフェル塔にはまだ登ったことないんだ!行こう!」
酔っぱらって不思議と冴えはじめる頭に浮かんだアイデアをとりあえず口にする私。
ってことで、エッフェル塔へ!!!
みんな知ってた?
エッフェル塔から見る夜景は、ラスベガスの数ある夜景の中でも五本指に入るってことを!
(つづく)