
ついに、世界のディズニーにやってきました!
12月にも関わらずタンクトップ一枚だったミジが「パーカー買う!」と言ってショッピングに行っちゃったので、一人で記念撮影しながら待ってました。
買い物から帰ってきたミジと、教えてもらったポーズで記念撮影です。
私たちが着てる服は、出逢った日にH&Mの激安セールで買ったお揃いなの(笑)
東京ディズニーランドより約122倍も広い、アメリカのディズニーワールドリゾートを全部楽しむには一週間あっても足りないと言われている。
私達がここに滞在できるのは今夜の閉園まで、もちろんマジックキングダムに遊びにきました!
本当は、アニマルキングダムにも行きたかった(涙)サファリに動物がいっぱいいるんだって!
世界中から人が集まる夢の場所は、アトラクションは常に数時間待ち。
しかも同じフロリダなのに、マイアミと違ってオーランドは結構寒かった。
まぁ、そんな寒ささえ掻き消すほどのディズニーマジックがありますけどね!(`∀´)
シンデレラ城でお昼の花火とショーを見る!
パレードにも参加!
大好きなアリエルも発見!
愛
「アリエル〜!あなたのお陰で、子供の頃の夢はずっと人魚だったんだよ!」
愛
「毎日狭いお風呂の中でグルグルグルグル回って、あなたの真似したんだよ〜!」
(今思ったらアレは神業だと思う)
あとね、私の大好きなキャラクターがもう一人!
そうです!あの、黄色くて赤い服を着たクマさんを遠目に発見したときは大興奮せずにはいられませんでした!
愛
「プーさぁぁぁぁぁぁぁん!!!泣感動嬉幸」
愛
「プーぅぅぅぅぅぅさぁぁぁん!いつもいつも一緒だったプーさん!」
子供の頃から20年以上一緒にいたこのプーさんは、レオが天国へ行くとき、寂しくないように着いて行ってもらったの。
そんなプーさんと、ついに再会の時が!
愛
「プ〜さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
プーさん
「久しぶりだね、愛〜!元気だったかい?」
(※空想です)
プーさん
「ほら、ティガーにも挨拶しておいで」
(※空想です)
愛
「嫌だ!プーさん、あなたがいい!!!」
ティガー
「・・・・・」
ティガー
「・・・・・・・・・」
ティガー本間ごめん!プーさんしか見えてなかった!
こうして、プーさんにも逢えた。
めちゃくちゃめっちゃくちゃ嬉しかった。
ディズニーワールドに行くと決めて良かった。
ディズニーワールドに来れて本当に嬉しかった。
一人で行くのは気が引けていたタイミングで偶然ミジに出逢い、意気投合し、こうして二人で来ることができた。
だけど実は、、、
これは私の性格にも問題があるのはわかってるんだけど、、、
二人だから来れたとゆう以外に「二人だから楽しい」と感じる気持ちは、もうこの時から感じなくなっていた。
ミジと出逢った初日に感じた、あのパワフルで純粋な楽しさはもう、心のどこにもなかった。
ミジは私といても常に自分のモデル撮影に集中していて、次の場所、次のシチュエーションへ移動するたびに、カメラとスマホを差し出し「写真撮って!」と私に言ってきた。
その度に荷物を持たされ、納得のいくまでシャッターを押すとゆう行為に、私はだんだん面倒臭さを感じていた。
写真が好きなのは出逢った当時に聞いてたが、まさかここまでとは思ってなかった。
まるで、私はミジの専属カメラマンだった。
自分の撮影が終わったあと「愛ちゃんも撮りますか?」と必ず聞いてくれたが、「うん」と無邪気にいう気分にもなれなかった。
二人でこの魔法の国に来ているのに、二人の記念写真よりも圧倒的に多い彼女のソロ撮影に疲れ果てていたんだと思う。
それは、アトラクションを長時間待っているときに一番強く感じた。
今さっき撮影した写真をスマホで即加工し、SNSにアップするという作業を常に繰り返すミジ。
数時間も並ぶ列の中で、写真とスマホに夢中になっている彼女と会話することは、ほとんどなかった。
二人旅ではこれが普通なのか?私が女っぽくないだけなのか?
気を使う関係は嫌なので、そんなミジに無理に話を持ちかけようともせず、私は周りにいる可愛い外国人の赤ちゃんや子供たちに意識を向けるようにした。

でもディズニーの凄いところは、そんな心境の自分にも、絶対的な楽しさと感動を与えてくれるところだ、
夜になり、シンデレラ城のライトアップショーが始まる。
ああ…やっぱりすごく感動する。
クリスマスとゆうこともあって、この日は「アナ雪」の世界観で城がデコレーションされた。
このときもミジは、周りでやっていたダンスパレードに夢中で走って行ってしまい、探しても見つからず。
私はこの場所で一人になった。
でも、ディズニーの魔法のおかげで心が寂しさや荒々しさを感じることもなく、不思議なぐらいに温かく、今の自分の状況を冷静に見つめることができた。
愛
「すみません、シンデレラ城と写真撮ってもらえませんか?」
近くにいた外国人ファミリーにそうお願いした私。
男性
「カメラのフラッシュを使うとシンデレラ城が綺麗に写らないな〜」
男性がそう言うと、一緒にいたご家族がスマホのライトを私の顔にわざわざ当ててくれて、この最高の写真を撮ってくれた。
なぜだかわからないが、その温かすぎる行為に涙が出そうなぐらい感動してしまった。
ただの一人のアジア人観光客の写真に、そこまでこだわってくれる人がいるなんて。
そのご家族に感謝の想いを伝え、会話しているうちに発覚したのだが、なんとこの写真を撮ってくれたご家族さんは、このディズニーワールドで、アナ雪のエルサを演じている方の旦那さんとお母様だったのです!!!衝撃)
なんという偶然だ。
一緒に写真を撮ったが「SNSには一応載せないでね」って言われたのでここには載せなーい。
一応言っておくと、旦那さんはスーパーハンサムで、お母様は超ナチュラル美人だった。
そして、ダンスから帰ってきたミジと最後に二人でパチリ。
さぁ、夢の時間はもう終わり。
フォートローダーレールに戻ろう。
帰りの車の中、ミジは途中から爆睡し、ほとんど私の運転で家まで帰った。
私はこの日から「二人旅の醍醐味」に疑問を持つようになった。
二人だからディズニーに行けた。
二人だから色々なものをシェアできた。
でも、二人だから楽しかったとゆう気持ちは、やっぱり心のどこを探しても見つからなかった。
どう表現すればいいのかわからないが、ミジといると、自分が本来やりたいと思っている旅ができていないことに、薄々気付き始めていた。
もし今後もこんな二人旅が続くようなら、私はもう無理かもしれない。
無理とゆうか、ありのままの自分で旅をするとゆうことを我慢しなければいけないかもしれない。
でも、このときすぐに、どうこうしようという答えは出なかった。
日付もしっかり変わり、明朝フォートローダーレールに到着。
3時間後にはもう空港に行かなければいけない。
バイバイ、フロリダ!次の行き先はキューバだ。
シャワーを浴び、バックパックに荷物をつめる。
そして、まだ朝5時前にも関わらず、お別れのために起きてくれたスティーブに感謝を告げて家を出た。
愛
「キューバで待ってるから、来る日決まったら連絡してね」
わたしは普通のテンションでミジにそう告げて、一人慌ただしく空港に向かった。
今からはちょっとの間、一人旅に戻る。
落ち着いて、自分の想いを整理しよう。
(つづく)