旅ができない代わりに「絵葉書」を世界に届けることにした【終了御礼】

2020年3月、ブルネイ共和国から日本に(半ば強制)帰国しました。

コロナウイルス蔓延による国境封鎖のため、これまでの世界放浪人生に幕が閉じたわけです。

嘘のような時代の変化に、帰国後の自分も心が追いつかない毎日を過ごしました。未来への不安もなく、心から安らげる空間はもう世界のどこを探しても存在しないんじゃないか、というところまで考えを馳せたと同時に、物理的な世界に答えを求める時代は完全に終わったと悟りました。

祈りもした。
謝罪もした。
眠りにもついた。
行動も起こした。

すべてを捨てて世界を旅していた私は、日本でまた自分が歩むべき道を探しはじめました。

今いる日本から世界に向けてできることはなんだろう?

言い換えれば、私の人生ともいえる「旅」を日本にいながらも続ける方法を毎日考えました。

答えは2つ出てきました。

1つめは、これまでの旅の経験とありのままの想いをブログから発信し続けること。

2つめは、世界へ行けない代わりに、絵葉書を世界中に届けることでした。

夢も希望も見出しにくい暗い今の時代だからこそ、人はもっと世界の美しさや、世界の無限性に触れなきゃいけない。そして、どんな時代になっても夢と希望を忘れずにいる必要があると思ったからです。

私たちがいるセカイは本当に無限です。
美しくもたくさんの愛に溢れています。
コロナ前と後でなにも変わっていません。
変に変わってしまったのは人間だけだと思います。

大好きな言葉

世界に笑顔と小さな愛を送りたい

わたしが絵葉書を届ける理由は、旅ができなくても世界中の人々と関わり続けたいということ、そして私がこれまでの旅路で撮影してきた写真が、誰かの「笑顔」や「温かみ」になれば、そんな嬉しいことはないからです。

なので、絵葉書を送るためにかかる費用や送料はすべて無償でお届けさせていただきます。

でも、1つだけ約束してほしいことがあります。

届いた絵葉書をどこか頻繁に目の付く場所に飾り、毎日できるだけ心を温めて日々を過ごして欲しいんです。

ジョードプルの友人達

みなさんの心が少しでも温かくなれば、たとえ小さくても優しさや笑顔が生まれ、その小さな変化が、やがては世界にまた明るい未来をもたらすことに繋がると、わたしは勝手に信じています。

絵葉書はデザインもしっかり行いました。受け取った時にペラペラしてるのも嫌だし、海外にもたくさん届けたいので、紙屋さんに何度も足を運び、数百種類の中から選んで決めた孔雀ケント紙という丈夫な厚紙でオリジナルの絵葉書を作りました。

写真印刷用に適した紙質ではないので、印刷に少し乱れが出ることも承知の上で、それを「味」と捉えて愛でて頂けると、とても嬉しいです。

海外にお住まいの方へも、国際郵便で愛を込めて送付させて頂きます。

写真の選び方

これまで撮影してきた代表的な写真はギャラリーにまとめていますので、そちらからお選びください。(ギャラリーは閉鎖しました)

ギャラリー以外にも、ブログの記事からお好きな写真を選んで頂いても大丈夫です!このブログで使用している写真は全て私が撮影してきたものなので、ほぼ全ての写真を絵葉書にして届けられると思います。

絵葉書を申し込む(終了しました)
(Googleフォームが開きます)

追伸:日本にいたって、こうして自分はまだ旅を続けられるということに気付けて良かった。旅ブログは今後もマイペースに書き続けます。旅に出れない今だからこそ伝えたいことが山ほどある。これまで私が経験してきた世界の美しさと冒険をありのまま発信すると同時に、私の旅の一部を絵葉書として皆さんにお届けできることにも感謝を込めて。

絵葉書企画は終了しました。

ブルガリア、韓国、香港、日本からリクエストを送っていただいた皆さん、ありがとうございました。

(おわり)