わたしもそうなんだけど、、、

自分の好きなことや、やりたいことができなくて(わからなくて)悶々としている人は多いはず。

そんな人達の背中を押す本はいっぱいあるけど、昨日読んだ↓こういう本がベストセラーになるとちょっと怖いと思ったのでシェア。

著書は、わたしが感じるその「怖さ」をぶっ壊せば人生は激変するし、運が完全に味方に付いて幸せになって経済的にも恵まれる可能性が高いと書いてあるわけだが、このレビューを読んで驚愕した。。。

主人が好き勝手にし始め、今までは小さな子ども達や家族単位で考えてくれたのに、自己本位になってきたと思ったら、机にこの本がありました。
なんで自分が好きなことをしちゃいけないのか?、いつも我慢してる、などなど‥言い始め、自分の趣味ばかり大切するようになりました。
視野の広い人なら、この本が今の自分にとって良いのか悪いのか分かるでしょうが、無知な人に読まない方がいいです。
書名通り、みんなが好きな事だけしていたのでは、世の中メチャクチャです。

著者のようなお金持ちや、単身の方むけでは?


Amazonより

いや、ごもっともな!

「もっと人に迷惑をかけよう」
「家族に対する責任は取れない」
「罪悪感にブロックされるな」

って感じのことが本には書いてあるんだけど、これできるのマジで独身貴族だけでしょ😱

で、「そんなことできません」「信用できません」という人間に対して、

「だからあなたの人生はダメなままなんだよ!」みたいなことを言われて余計ケチョンケチョンにされる。。。

そりゃ、会社や仕事のことで悩んでるぐらいなら思い切って転職しちゃえ!は大賛成だけども、

幼い子供がいる人や家族の介護を担って自由がない人達がこの本読んで、「ガマンなんてせず、今から好き放題して生きるぞー!」って責任放棄したら、翌日から犯罪増えまくるぞ...😨

本の中には確かに勇気をもらえる力強い言葉もあるだけに、書かれていること全部鵜呑みにして「この本の言ってることを実行できなければ俺(私)はバカだー!」って単純無責任な行動する大人が増えたら、日本終わるぞ...😨

 

そりゃあさ、周りに気を遣いすぎて自分自身を苦しめたり、安定を求めすぎてやりたいことに全然挑戦しないのもダメだけど、現実の生活や愛する家族への配慮は持たなきゃ。。。

それを「ガマン」と捉えるのか「愛」と捉えるのかの違いであり、魂として成熟するためには妥協や忍耐の中で学ぶ必要だってあるもの。

要は、「忍耐」と「挑戦」のバランスの取り方が大事なんだけど、自分も含め、やりたいことができずに悶々としている人がこういう類の本を崇拝して過激な行動に出てしまうと怖いなぁと思った。

本の内容が結構すーっと頭に入ってくるだけに、危ない危ない(笑)

まぁ、確かに過激な生き方、それもそれで人生なんだけどさ。

 

育児や親の介護でやりたいことが制限される今であっても、小さな「好きなこと」はできるはず。

愛する息子はいずれ大きくなりわたしから離れていく。
親もいずれはこの世からいなくなり逢えなくなる。

セドナで出逢った仲良し家族の日曜日

そうしたら、嫌でも自分が好きなことをして生きなきゃいけないんだから。

しんどいときももちろんあるけれど、気を楽にして小さな「好き」を丁寧に集めていきたいものです。