
ピラティス、気になってるけど高くない?
効果も感じないから、続かない。。。
そもそも、1回8,000円って正直どうなの?
6年間ピラティスに通い続けた私が、その疑問に正直に答えます。
効果はあります。でも、条件があります。
インストラクターの質・スタジオ選び・自分の目的との一致。
この3つが揃わないと、高い月謝を払いながら「なんか違う」を繰り返すことになる。
宮崎移住してから、6つのスタジオを渡り歩いて、やっとわかったことをまとめました。
この記事の内容
ピラティスの料金、実際いくらかかるの?
パーソナルのピラティスの平均相場は、1時間7,000〜8,000円。
| 形式 | 相場 |
|---|---|
| マンツーマン(プライベート) | 7,000〜15,000円/回 |
| セミプライベート(2〜3人) | 4,000〜8,000円/回 |
| グループレッスン | 1,500〜3,000円/回 |
| オンライン | 100〜3,000円/回 |
週2回通うと、毎月ピラティスだけで64,000円。
正直、この金額に見合うだけの効果を「確実に」保証できるものではないんですよね。
それがピラティスのむずかしいところ。
ピラティスは「運動靴」じゃなくて「インソール」
ピラティスは「体幹トレーニング」と思われがちですが、正確には違います。
インナーマッスルを鍛えながら、骨格のアライメントを整えるもの。
筋肉をつけるというより、体の使い方を再教育する感覚に近い。
わかりやすく言うと、
筋トレが「運動靴」なら、ピラティスは「インソール」
ちょっと良い靴を買えば、インソールなんてわざわざ使わなくてもいいわけで。
健康を保つために筋トレは必要不可欠だけど、ピラティスは別に無理して取り入れなくても十分生きていける。
だから、「痩せる」目的で始めると、かなりコスパが悪い。
私は、過去に2ヶ月のハードな筋トレと糖質制限で5kg減量したことがあります。
そのときの体の変化は、周りからも「ほんまに痩せたな!」と驚かれるほどでした。
服のサイズも変わって、気分も爆上がり。
ピラティスにその体験と同じものを求めると、確実に裏切られます。
ピラティスでしっかり体を変えたいなら、最低でも週2回以上。
でも週2回=月64,000円払い、ピラティスだけで確実に体が変わる保証は、残念ながらないんですよね。
やめたら、戻る。ピラティスはそういうもの
地味な動きで頭も使う。
効果が出るまでに時間がかかる。
そしてやめると戻りやすい。
私は産後に尿漏れがあって、骨盤底筋まわりのインナーマッスルを重点的にピラティスしていた時期がありましたが、2週間レッスンをあけるとトイレが近くなったのをちゃんと実感しました。
あれだけ整っていた骨盤が、日常生活に戻ると長年のクセに負けて元に戻っていく。
継続してこそ意味がある。
これは6年通って断言できます。
ピラティス難民のあなたへ「インストラクターで全てが決まる」
宮崎に移住してから、新しいスタジオを探して6件目にしてやっと「この人なら任せられそう」と思えるインストラクターに出逢えました。
ピラティスはインストラクターの質が、効果の9割を決めると思っています。
レッスン中に、インナーマッスルからじわじわ汗ばんで体が熱くなってくるような、ピンポイントの負荷を与えてくれない人に教わってはいけない。
良いインストラクターは:
- レッスン前に体の調子・悩みを必ず聞く
- 「なぜこの動きをするか」を明確に説明できる
- 個人の体の癖を見抜いて、その人専用の修正をかける
- ちゃんと体を触りながら細かくチェックしてくれる
- レッスン後、筋肉痛がちゃんとある
微妙なインストラクターは:
- マニュアル通りの動きをただこなさせる
- 全員に同じ声かけをしている
- 動きの説明が下手
- 「上手ですね」しか言わない
- レッスン後、体の変化を感じない
後者に当たると、お金を払いながら「なんとなく気持ちいい時間」が続くだけ。
中途半端にピラティスをかじって体のクセを変に指摘されると、日常生活で無駄に違和感を感じやすくなります。
そうなると本末転倒です。
失敗しないピラティススタジオの選び方
長々と書いてきましたが、何軒も何軒も体験レッスンに通って不完全燃焼な思いをしてきた受講生のプロとして、スタジオ選びのアドバイスをします。
リフォーマーしか置いていないスタジオには行くな
最低限、リフォーマータワーとチェアが揃っているスタジオを選ぶべきです。
器具が少ないスタジオは、インストラクターがまだ成長段階の可能性が高い。


安いマシンを導入しているスタジオには行くな
Balanced Bodyのようなスタジオ用マシンは安定性が高く、スプリング負荷の調整幅も広い。
一方で安いマシンだと負荷が単調で、効果も早く頭打ちになりがちです。
良いマシンが100万円前後に対し、安価なものは4〜30万円程度。
この差は使えばすぐ体感できます。
大型の鏡を置いていないスタジオには行くな
自分のフォームを見ながら動くのは基礎中の基礎。鏡がないスタジオは問題外です。
マットピラティスばかりのインストラクターは選ぶな
レッスンの6〜8割がマットの上、なんてスタジオに8,000円払わないでほしい。
マットの上なら家でも頑張れます。
ピラティスはマシンを活用してなんぼ。
体験後に強引な勧誘があるスタジオは論外
口コミを強制的に書かせたり、その場で入会の決断を迫るところは注意です。
お試し価格の体験レッスンで、おすすめできるのはDEPピラテスです。
理由:理学&作業療法士の国家資格を持つインストラクターだけで全国展開しているスタジオだからです。
わたしも体験行ってきましたが、マシーンは比較にならないほど充実していて、医療機関とも連携するほどの知識を持っているのでおすすめできます。
結論:ピラティスは「贅沢品」だと、6年通って言い切れる
約6年、受講生としてピラティスを続けてきて、今はっきり思うこと。
ピラティスは、やっぱり「贅沢品」ですね。
BLACKPINKのJennieや、モデルのSHIHOさんのように、美に追求できるお金が無限にある人のための運動と言ってしまってもいい。
1回約8,000円、週1回で月32,000円。
この数字を見て少しでも「負担」と感じるなら、最初からピラティスに足を踏み入れない方がいいかもしれません。
「老化は病気」とか「忙しいならピラティス以外ぜんぶやめていい」みたいな言葉が世の中にほとばしりすぎていますが、これは毎日ピラティスが当たり前にできる環境にある人が言える言葉。万人には当てはまらない。
ピラティスは、別にやらなくても生きていける。
でも、やるなら「本気」でやらないとお金を捨てているのと同じです。
費用対効果を突き詰めると「インストラクターになる」が最適解かもしれない
6年もピラティスやってると、周りからちょこちょこ言われます。
「愛も、講師の資格とればいいのに!」と。
実際、私が出逢った、宮崎で一番予約のとれないスタジオの講師さんはこう言っていました。
「ピラティスに投資した金額...怖くて数えたくない!けど、500万円以上は費やしてる」
その講師さんのもとには、安いリフォーマーだけで開業して集客できず、行き詰まったインストラクターがよく相談に来るそう。
また、宮崎のピラティス講師は、他府県にスキルアップ研修に行くので、受講料以外に、航空券と宿泊費もかかります。
つまり、ピラティスインストラクターの道は、全然甘くない。
でも、ちゃんとした設備と知識で開業できれば、今まで払い続けてきた月謝が「収入」に変わるのは確かなので、私自身、資格はとる予定です。(家族の体も整えてあげたいので)
資格団体の選び方も重要で、オンラインで完結させるような団体はやめたほうがいいです。
わたしがお世話になってきた講師達の出身団体は下記にまとめておきますが、一番厳しいことで定評のある「basi(バシ)」で資格を取れば、間違いなく信頼を得られると思います。
BASI Pilates(おすすめ度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️)
Rael Isacowitz氏が創設。現代スポーツ科学とピラティスを融合した国際的プログラムで、世界100拠点以上で展開される、世界認知度・カリキュラムの質ともにトップクラスの団体。
👉【公式】https://basipilatesjp.com/
Lolita's Legacy™ Japan(おすすめ度⭐️⭐️⭐️⭐️)
ピラティスを作ったジョセフ・ピラティスが直接認定した現存唯一の人物、Lolita San Miguelが創設。
世界5人の正式後継者の一人、櫻井淳子氏が日本代表講師を勤める団体。
👉【公式】https://www.pilates-legacy.com/
PHI Pilates(おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️)
アメリカで理学療法クリニックを運営する、Christine Romani-Rubyが創設。
医療やリハビリをベースに発展し、理学療法士・医療従事者からの支持が高い団体。
👉【公式】https://phipilatesjapan.com/
Body Element System Japan(おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️)
武内将吾氏による、日本発のピラティス団体。
日本人の体格・生活習慣に合わせたメソッド設計が特徴。
全国各地で対面講座を開催していて、コスト面と受講のしやすさが魅力。
国際的ブランド力は高くないが、国内中心に活動する場合は現実的な選択肢。
👉【公式】https://www.body-element.org/
指導者養成コースは探せばいくらでもできてきますが、この中から選べば間違いないはず😌
余談ですが、国際的なピラティス団体で、450時間以上のマット+マシンを含むプログラムを受ければ、「National Pilates Certification Program(NPCP)」という、最も権威のある試験機関の受験ができるようになります。
世界中に増えているピラティス指導者の「質」を高い状態に保つことを目的にした試験なので、これに合格するとピラティス講師として、食べていけそう。
まとめ
- ピラティスだけでダイエットは効率悪い
- 継続できないなら最初からするな
- インストラクターの質で効果の9割が決まる
- マシン設備が不十分なスタジオは行くな
- 指導者資格を取るほうがコスパいい
こんな感じです。
中途半端に、お金を無駄にする人が減ることを祈ります😇(私もだ)
