チベタンコロニーでチベット問題と焼身自殺について考える

今日も元気です、愛です(・∀・)

インドに来てからようやく1週間が過ぎたのですが、けっこう時間経つのが遅いような気がします。

1日1日時間がゆっくり流れてる気がしてならないのです。

そんな土曜日はイタルとトモくんと一緒にデリー区内にあるチベタンコロニーとゆう場所へ行くことになりました。

寮から10分くらい歩いた最寄りのイフコチョーク駅から20駅くらい離れた場所にあるので、まぁまぁの長旅です。

電車に乗ってると、全然隙間のあいてない座席にグイグイお尻を押し込んで無理やり座るインド人お姉さん。

横に座ってるおばあちゃんがつぶれそうになってる。

日本じゃ白い目で見られるような行動を普通にしてしまうインド人は、やっぱりすんごい鉄のハートなんだな〜と思いながらお姉さんのこと見てたら目があってニッコリ(・∀・)

それがきっかけでみんなでペチャクチャ喋るようになり、なんとポテチまでいただきました(笑)

朝ごはん食べてなかったから超うれしかった!(ノω`*)ノ

おばあちゃんの潰され具合がすごいけど笑顔なんだなぁ

このお姉さんとその旦那さんとお喋りしてたらあっという間に降りる駅到着。

降りた駅の名前はビドハンハブハ駅だそうです。←覚える人おる?

駅からはリクシャに乗ってあっとゆうまに目的地に到着。

ここがインドにある異空間「チベタンコロニー」です。

亡命チベット人達の難民キャンプが観光地へなっている

現在、世界に約14万人もいると言われる亡命チベット人の、約10万人がここインドに避難している。

チベットは昔、独立した国だったそうです。

私はチベットに行ったことがないので色んな文献を調べての印象で書きますが「穏やかな人達がたくさん住む仏教国」とゆうイメージを受けました。

後にも理由を書きますが、チベット人達がとってきた行動の理由からもそう思わずにはいられません…

チベット問題とは?

なぜこんなにも多くのチベット人達が昨日までの当たり前だった生活と住み慣れた場所を捨てて、異国に移らなければならなかったのか・・・

それは大帝国「中国」から受けた信じられないほど理不尽な弾圧でした。

もともと日本のように独立した国だったチベット。

立派な国家として国や政治の繁栄と向上に努めていたチベットに対し、中国がある日突然こんなことを言い出します。

チベットは中国の領土内にあるんだから、この国は俺たちの支配下にあるべきだ

近年「チベット問題」ともよばれるチベット人達に対する弾圧は、政治的権力や領土奪還だけは狙いではなく、宗教や思想なども絡んでいると言われてるそう。

でも実際のところ複雑すぎて何が真実かなんて誰にもわからないし、原因と推測されていること全てが表面上の事実だとは思うが、中に入れば色んな私利私欲が根を絡ませていて、もうどちらかが折れるか消されるまで負の戦いはこの地球から消えないのだ。

戦争に至る問題はいつも常に簡単で複雑だ。

誰かお偉いさんの私利私欲のために、みなが政治をカモフラージュして真実を隠蔽する。

世界の歴史は簡単に調べられる時代だけど、書かれていることが全て事実だと私は思わない。

勝者が歴史を塗り替えることができるように、過去にどれだけの情報が操作されてきたのかその真実を知る術なんて庶民にはないのだ。

私たちが当たり前だと思って勉強してきた歴史が全然違っていたなんてこともきっと少なくない。

世界の裏はオカルト事では済まされないほど残虐な出来事に溢れていて、ゲームのようにボタンひとつで人の命の尊さや心も考えずスクリーンから排除して終了。

大帝国さんは弱者のことなど何も見えていないのだ。

チベット問題と名付けられた背後に何が隠されているのかはわからない。

唯一わかることは、数え切れないほどの人が命を失ってきたことだけは紛れもない事実だろう。

さぁ、中に入りましょう。

天気の影響もあるけれど、第一印象は薄暗くて決して陽気な場所には見えなかった。

だけど、インドにある喧騒や激しさもなく優しさも少し感じた。

あまりにも異国感がありすぎて少し緊張したけど、奥へと歩き進んでいるうちに心を和めてくれるカラフルを見つけた。

また、チベタンコロニーのお野菜は本当に新鮮でみずみずしかった。

裏に行ってみるとその理由がわかった。

川のほとりに大きな畑。

ここで作られた野菜が新鮮なまま売られているんだね。

コロニーの規模と人口に対してこの畑が大きいのか小さいのかは計れないけど、インドに来てから見た野菜の中で間違いなく一番新鮮でキレイだった。

この近くのレストランで生野菜サラダを食べたけど、日本のレストランで食べるより美味しいといっても間違ってないほどフレッシュで美味しかった。

イタルはトマトがあまり好きじゃないって言ってたけど、食べた瞬間「なにこれ!!!」とその美味しさに驚いていたぐらい。

失礼かもしれないけど、こんな汚い空気と場所からあんなに美味しくてキレイな野菜ができるなんて…

雄大で美しいチベット高原で独立国家として豊かに生活していたときの知恵なんだろうか。

帰ってきてからもチベタンコロニーのことやチベット問題のことを私なりに調べてみると、あまりにも傷ましく支配的な過去の情報がたくさん出てきて、調べていくほど哀しくなった。

そのひとつが焼身自殺だ。

中国からの弾圧に対してチベット人達は「武器を持たずに戦う」とゆう訴えがあの焼身自殺だ。

若者の僧侶が頭から火をかぶって「無抵抗」を唱えながら死んでいく。

中国に、世界に、同志のみんなに、独立国家に戻りたいという強い願いを訴えるための行動だ。

でもね、無抵抗でも自殺という選択だけは本当に避けてほしかったと心の底から今思う。

自殺とゆう行為が誰かの心に響いてなにかに繋がるなんて私には到底思えないから。

あなたを愛している人達をただ苦しめるだけだから。

(つづく)