すっかり自分に立ち直りました

この旅で一番辛かった出来事を乗り越え、着実に元気を取り戻しております。

可愛い男の子のおかげでうまく笑えてるかな?

さてさて、毎度ながらブログの更新を放置しすぎてお忘れかもしれませんが…

私はいま、カンクンにいるんですよぉぉお〜!笑)

嘘みたいな空と海の色をしたこの開放的な場所は、カンクンから車で約2時間の場所にあるトゥルム(Tulum)とゆうところ。目の前に広がっているのは、カリブ海です!

トゥルムに行きたい人は早朝がいいよ!昼からめっちゃ混むから(笑)

カリブ海の綺麗なビーチを拝借する前に、まずはトゥルム遺跡を探索してみました。

歴史的なことは未だなんにも調べてないので、ただ歩くだけね(・∀・)←

ド派手な中国人のおばちゃんが遺跡に登って記念写真を撮ってたら、ガイドさんに「乗らないで!」って怒られてた。このトゥルム遺跡へ登ったりする行為は実は禁止されているっぽい雰囲気。

ってか、トゥルムって鬼暑い!!!時々、木陰で休憩しないと丸焦げになっちゃいそうだったよ。

木陰で超でかい巣を見つけてしまった。蜂の巣だったらどうしよう(怖)

でかすぎない?焦

それにしても、メキシコの太陽って本当にパワフルだよなぁ。見習わなきゃ。

炎天下にジリジリ焼かれながら遺跡を巡るわたし。

すると何か気配を感じたので、そこへ意識を集中させてみたら、、、


「あれは ∑(゚Д゚)!?」

イグアナがいたー!!!

しかも、あちこちにいっぱい!!!

ご立派な大将もおるー!!!

すげぇ!これがトゥルム遺跡か!

爬虫類が好きなワケじゃないけど、ここまでいっぱいのイグアナに会えると急におもしろくなってきた!笑)

日光浴が大好きなのか全然動かないの!じー…っと空を見上げて何時間も静止してる。

お次は、カリブ海の絶景を見下ろしにきました!

数日前キューバで泳ぎまくったので今回は海には入らず、眺めるだけ。

やっぱり、カンクンは人気リゾートというだけあって人が多い。

このビーチでゆっくりする気にはなれなかったけど、この爽快なブルーのコントラストにはすごく癒されたよ。

初めて見たカリブ海は想像していた通りのブルーだった。

あの事件から未だ完全復活できていない心境のまま勢いに任せてここに来たけど、しょーもないネガティブなこと考える暇もないぐらい太陽は灼熱で、海と空も爽快で、人間が悩める要素なんて何もないよ。

本当にトゥルムに来て良かった。
重たい心と体を無理矢理動かして大正解だ!

トゥラム遺跡へ行けって推してくれたのは、メキシコシティで仲良くなったラウラだった。

「トゥルムは私が一番好きな場所だから絶対行って」って、長文のメールで連絡をくれたのだ。

 

そんなラウラの濁りない優しさと、ここトゥラムで感じた雰囲気がなんだか似ていて微笑ましかった。

あとね、トゥルムの近くには、コバ遺跡とゆうピラミッドもあるの!

距離が近いから、トゥルム遺跡に来たら、みんなだいたいコバ遺跡にも寄るみたい。

世界三大ピラミッドのティオティワカンにも行ったし、昨日はチチェン・イッツァのピラミッドにも行ったばかりだし、ピラミッドにはもう飽きたと単純なことを思ってたのですが、、、

コパ遺跡は、ピラミッドに行くまでの道中がなんとも素敵だった。

 

ちょっとした森林を抜けた先に、いきなりピラミッドが現れるとゆう、なんとも粋な場所にあるコパ遺跡。

森林を歩く人や、自転車に乗って向かう人もいるけど、観光客はみんな運転手付きの自転車タクシーに乗って移動する。

たまたま、カンクンから同じバスに乗ってきたフィリピン系アメリカンのご家族さんが「一緒に乗らない?」って声をかけてくれたので、私たちは自転車タクシーに乗って森林を抜けることにした。

この森林の中を突っ走るのが、最高に気持ち良かった。

森林ということもあって道は木陰になっているから、さっきまで超暑くて疲弊していた体がどんどん癒されて行く。

さらに、木陰の間から太陽がキラキラ輝きながら降り注いでくる。


「めっちゃ気持ちいいね〜」

一緒に自転車タクシーに乗ったお母さんと気持ち良い風を感じながら、そう優しく言い合った。

このご家族さんとはその後も一緒に行動させてもらい、息子さんと一緒にピラミッドにも登った。

こうしている間に、今朝まで心に傷を感じていたことさえ忘れていて、いつの間にか本当に立ち直ってた。

周りにある景色を見て「美しい」と素直に感じることができるし、出逢う人の前でも、心のまま笑えるようになっていた。

「自分だ、ようやく自分に戻れた」と、はっきり思えた日だった。

だけど、これは自分一人で立ち直れたのではなく、あの出来事のあとに出逢った人達が色んな面から私を支えてくれたお陰だと、心の底から思ってる。

感謝極まりない。

(つづく)