フラティロンズの山頂に優しい雪が降りました

ボルダーでの滞在も、いよいよ後半に突入しちゃいました。

毎日どの瞬間もベンとキャスパーの温かみに包まれ、ボルダーの新鮮で優しい気候に癒されながら、幸せ以外のなんでもない毎日を過ごしていて震えるほどだ。

でも、相変わらず雪は降らないままで地面はどんどん茶色くなっていく。

そんな今日は、毎日部屋の窓から見えるフラティロンズ(Flatirons)まで行ってみることに。

せっかく近くにあるんだから、見てるだけじゃなくて行ってみないとね(・∀・)

あの山

家から歩くと2時間以上かかりそうだったので、Uberで向かいました(楽しちゃったー!)

フラティロンズの間近まで来るとやっぱり迫力が違うね!

まだ麓にいるだけなのに、もう「きて良かった!」と思える壮大な景観がお出迎えしてくれました。

でも、こんなに壮大な山だと、登山は結構しんどいかもしれないな〜とも思いつつ。

それに、雪が溶けてきているから地面がぐちゃぐちゃで滑りやすいの。

初日にスノーブーツ買っておいて大正解だった!!!

フラティロンズには、フラットアイアンっていう3つのハイキングコースがあって、それぞれの頂上から見るボルダーの景色がヤバいくらい綺麗らしい!

とりあえずビジターセンターに行って地図をゲットしたけど、わたし方向音痴に加えて地図読めないんだよね;

既に逆さまに読んでるし

地図なんか見なくたって大丈夫だ!だって目の前にある道は1本だし!

分かれ道がきたらそのときの雰囲気で決めよ!以上!

(ガサガサ…地図をカバンにしまう)

さぁ!レッツゴ〜!!!

(ガサガサッ…)

え?(・∀・;)怖

いきなりなに?怖

(この山、熊がでることもあるら…)

は!!! ( ゚д゚)♡

も、もしかして君は…( ゚д゚)

私が世界で一番好きなお顔をした…

ゴールデン君じゃないでしょうか!?( ゚д゚)♡♡♡

オーマイガー!!!!
こんなとこで雪遊びしちゃって!
そんなに体濡らしちゃって大丈夫?!
ってか飼い主さんは?!

(キョロキョロ)

いたー!スーパー美人!!!震)

登山を初めてそうそうであったこの美人で気さくな女性はアミー

本当に美人すぎて話すのドキドキしちゃった!
顔の小ささ!お目めの大きさ!笑顔と歯が超綺麗!

こんなに美人なのにフレンドリーで「犬ちゃんの写真撮ってもいいですか?(・∀・)」って聞くと「全然OK!いっぱい撮って!」と言ってくれて、少し一緒にハイクしました。


アミー!その靴でよく歩けるね!バランス感覚すごいね!驚)

足元の悪い雪道をアミーが普通の靴でサクサク登っていくもんだから驚いていると、なんと彼女はプロのバレリーナだということが発覚!体幹の神だ!

ただ、このゴールデンちゃんの名前が難しすぎて全然覚えられなかった…(笑)

自分が男前なのわかってる顔してる〜(笑)にゃはは!

そんなアミーとゴールデンちゃんは軽く散歩しに来ただけなので、登山道まで来たところで引き返すためにリードを付けようとしたんだけど、、、

リードを取り上げられる

ゴールデン
リードなんていらないわん。一人で歩けるっちゅーねん(どや顔)

あっはははは!!!
マジ可愛い!本当にキュートな出逢いをありがとう〜!

そんなこんなで、あっとゆう間にハイキングは本格モードに突入。

もうここからでもボルダーの街が遠くに見え始めていて綺麗だけど、もっと登っていくぞ〜!

多分、目の前に見えてるあのかっこいい岩が、サード・フラットアイアンだな!

サード・フラットアイアン

あそこまで登れるのかな、、、

だんだん道も粗々しくなってきたけど、行けるところまで行ってみよ!

でも暗くなる前にちゃんと帰らないと。

ぬぉわ〜!!!景色が拓けてきた!街がめちゃ小さい!

とりあえず、セカンド・フラットアイアンまで到着しました!

結構すぐだったし全然しんどくなかった!

ただ、これ以上先に進むのはやめました。

君、これ足につけてるかい?この先は雪道が残るからチェーンをはいてないなら危険だと思う

って、ちょうどサード・フラットアイアンから降りてきた親切な人が教えてくれたの。

行ってみたかったけどね。
サード・フラットアイアン。
すぐそこなのに。


「まっいいや(・∀・)」

ここでも絶景だ!ボルダーの街を見渡せるってゆうのは本当だった。


「よいっしょっと」

ちょこんっ。ぼーっ。

ここまで約3ヶ月。

いろんな場所を巡ってきた軌跡をゆるりと思い返す。

出逢った人、大好きになった人を想う。

出逢った景色に何度心を真っ新にしてもらい、、、

この旅の中で私はいくつ恋をしてきたんだろう。

絶賛、今もこの旅の全てに恋してる真っ最中だよ。

…と、その時だった。

私がずっと見たかったもの。

このボルダーの空から白くて優しい雪が突然降ってきたのです。

このタイミングで、泣かずにはいられなかった。

誰に「ありがとう」と言えばいいのかわからず、ただ目の前にある景色や自然に感謝を精一杯伝える。

ボルダー、ありがとう。

ボルダーに導いてくれて、ありがとう。

ボルダーで素敵な人と瞬間に出逢わせてくれて、本当にありがとう。

(つづく)