目が覚めたらキューバで濃厚エロオールナイトしてました

はばなぅうななっ♪
はぁふぉまはーでぃずぅにいんざはばななぅなっ♪

キューバの首都「ハバナ」ってゆうと、やっぱりこの歌ですよね。

嫌やわ〜!大っ嫌いやねん、この歌(・∀・)

歌詞を聞いてみてください!
男のチャラさにイラっとするだけじゃなく、そんな男に未練タラタラの女にもイラっとするから。

さてさて、11月から始めたこの旅ですが、記念すべき三カ国目は、キューバになりました!

マイアミ国際空港からハバナにある「ホセ・マルティ国際空港」までは、なんと一時間弱という近距離でした。

キューバに入国するためのツーリストカードを購入するときから色々大変だったけど。

前日ディズニーで遊んで、、、
オーランドから夜中運転して帰ってきて、、、
そのまま寝ずに空港に来てるとゆう疲労と、、、
重たいバックパックを背負っているとゆう疲労、、、

そんな大疲労を持ち合わせた私に、空港で待ち受けていた洗礼があります。

それは、別の窓口に行って意味不明な書類を記入しろということと、復路航空券を今すぐ購入しろとゆうものでした。


キューバなんて未知の国すぎて何があるかわからんのに、今から帰る日なんて決めれません!

という訴えが通じるわけもなく、仕方なくバックパックからパソコンを開けて、空港の地面に座ってパチパチパチ…

遅れてキューバにやってくるミジにも電話して日程を相談し、頃合いがよく割安な日のアウトチケット(復路航空券)を搭乗時刻ギリギリで購入しました。

でも時間ギリギリの搭乗になったせいか、座席がビジネスに無料でグレードアップしたんです!神)

人生初のビジネスクラスをご拝借!(゚Д゚)

飛行機乗ったらすぐ見えるあの広い場所に、徹夜明けでヘロヘロの旅人が座ってるから、変な目で見られるんじゃないかっと思ったのですが、全然!!!

横に座ってたおっちゃんと、なんかをきっかけに話が始まった。

おっちゃんはニールってゆうアメリカ人の税関弁護士なんだけど、これまでにキューバをはじめ色んな国で国際貿易の敏腕ブローカーとして勤めてきたんだって!すごくない?!

名刺もらった

だって、アメリカとキューバって何十年も国交断縁してたんだよ?!

でもニールも、ニールの家族も昔からキューバに行って仕事してたって言ってたから、きっと政府公認のすんごい弁護士なんだと思う。

めっちゃ気さくな普通のおっちゃんやったけど!笑)

そんなニールと離陸前にペラペラ喋ってたんやけど、、、

わたし、まじでいつの間にか大爆睡してしまったみたいで、目が冷めたらみんな立ち上がって荷物取り始めてた!


私、、、もしかしてニールとの会話の途中に寝た?!

慌てて彼に聞くと

ニール
「大丈夫だよ!俺も寝たから!はははっ」

って笑ってくれたけど、私はなんて失礼極まりないやつなんだろう!

まぁ、そんな感じで、あっとゆう間にキューバに着いたぜぃ!

なっかなか出てけーへん受託手荷物のレール前で、ニールと「おっそいね〜!これがキューバタイム!?」っとか言いながら待ちつつ、ようやく荷物をゲット。

そしてニールとは「いい旅を!」と言い合ってお別れした。

それから向かったのは今日からお世話になる宿のある場所。

キューバでは宿のことを「カサ」と呼ぶんだ〜

初めて訪れた国キューバで、これから泊まる場所の町並みだけ見ると、綺麗とは思えなかったのが正直な感想。

でも天気は最高だよ!!

少し道に迷いながら、ようやくこれだと思う建物の前に到着。

建物が全然宿っぽくないし、看板もないからわかりにくかった〜(泣)

私がいつもお世話になってるカウチサーフィンは、キューバの人達の間でも使われてるんだけど、キューバはまだまだ観光資産が必要な国なので、住民が他所の国から旅人を無料で迎え入れるとゆうことは国が認めてないんです。

もし旅人を無償で迎え入れたい場合はライセンスが必要なのと、その取得には税金もかかるっていうのが、キューバの現在のルールだそうです。

I love very much Couchsurfing’s philosophy but in our country it is impossible for you like a traveler to stay with locals because it is illegal. Cubans need a license to do that and they have to pay taxes to let stay travelers in their houses.

親切なキューバの人からもらったメッセージ

キューバに観光客が押し寄せるようになったのは本当にまだここ数年の新しい話題。

そんな感じで、ハバナに住む人からいくつか有償のオファーを頂いた中で、私が選んだホストさんはシングルマザーで舞台女優のエヴァ。

可愛いけどめっちゃヤンチャな次男と、年頃で全然口聞いてくれない長男の3人で住んでるお家に、ハバナでの滞在中はお邪魔することに決めました。

部屋はなんと一人部屋でした!シャワーも最初の数分はちゃんとお湯が出るので一応快適。

これで、一泊あたり1400円程でした。

でも、私が一番気に入ったポイントはここ!
屋上の開放感が、めちゃくちゃ素敵なの!

夕方になると大体この場所に来て、キューバの夕陽を眺めながら一人で晩御飯食べてた。

この素敵な場所を教えてくれた人が、ラファエルとゆうコロンビアから来ていた旅人。

たまたま、エヴァになんかの用事があってここに来ていたときに、ちょうど私が到着して、旅とダイビングの話から仲良くなった人。

これを機に、エヴァと子供達とラファと私の五人で、近所のレストランにランチを食べに行った。

私以外は、スペイン語だからほぼ何言ってるかわかんないけど、やんちゃな子供が私の相手をしてくれるから、全然退屈しなかった。

でもこの子供は、私のことを確実に女と思ってないようで、ふつうに戦闘ごっこ的な遊びを好み、ガチ攻撃してくるの…(゚Д゚;)

痛いっちゅーねん!大人しくしてればまじ天使なんだけどな〜(苦笑)

みんなでランチを食べ終わったあと、ラファが「キューバでダイビングしたいんだけど、一人だと割高になるからよかったら一緒にしない?」と誘ってくれたので、「面白そうなポイントがあるなら!」ってことで、一緒にダイビングショップへ話を聞きに行くことになった。

ガイドさん二人が、英語で丁寧にキューバでのダイビングについて説明してくれた。

でもね、キューバってビーチエントリーしかできないみたいなの。

嘘やんって思いますよね。
でも現地の専門の人が言うんだからガチなんだと思います。


「で、何が見れるんですか?大物いますか?(・∀・)」

ガイドさん
「このへんだとニモとか、あとは見れて亀かな!」


「う〜ん…ラファ、ごめん。私には多分ここのダイビングはちょっとつまらないかもしれない」

ラファ
「うん、大丈夫。よくわかるよ」


「ごめんね、協力できなくて…」

そんな感じでダイビングショップを後にした私とラファ。

ネットが使えないキューバで、紙の地図を見ながら町をさくさく歩いて行くラファについて行き、色んな話をした。

ラファはフリーランスの音声さん(よくロケの後ろから長いマイク上から吊るしてる人)として、コロンビアの首都ボゴタで働きながら、空いた時間でこうやって旅してるそうだ。

ほぇ〜!!!世界には色んなフリーランスがあるねんなぁって思いながら、色々な話を聞かせてもらってすごくおもしろかった。

彼女はいるけど、結婚とか子供に全然興味がないって、これまたジョンと同じような事も言ってた。

そんなラファは、コロンビアの映画制作チームのメンバーとして、今回ハバナで開催される映画際に出席するために、キューバに来たそうなのだ!

このラファさんという人、そんな場所に「愛もおいでよ!」と普通に誘ってくれる。

あなた、どんなけイージーゴーイングなんですか(゚Д゚)!驚

でもめっちゃ行きたい!

一人だけアジアン&ノースパニッシュ&リトルイングリッシュやけども、映画が好きって勝負なら誰にも負けへん!

若いとき、TSUTAYAでも働いとった!

場違いな雰囲気にも臆しません!

さぁ!ラファ達がつくった映画は、どんな映画なんだ!?

ドキドキ・・・

・・・・(・∀・)!?

監督が自ら脱いだーーー!!!!(゚Д゚)

めっちゃいいぞ!大好きやぞ、この潔さ!

もうこうなったら内容がめっちゃ気になるやん!

ちゃんと英語の字幕付きだから、なんとか付いていけるはずや…!

上映前の挨拶が終わり、ついに「Yo, Lucas(俺、ルーカス)」が始まる!

映画の内容は、主人公ルーカスが過去に関係を持った女性(たまに男性)とベッドの上で色んな事を語り合うとゆうものだった。

そして、ベッドシーンの合間合間に、ルーカスが辺鄙な場所で裸で踊るとゆう芸術的なシーンも含まれていた。

すげぇ。。。すげえぞ。

私、今、めっちゃくっちゃアタラシイモノを見た気がする。

これがコロンビアの映画なのか。

めっちゃ興味湧いた、コロンビア。

絶対いかなきゃ、コロンビア。

っとこんな感じで、ラファ達の映画発表が終わり、会場の外では集まってくれた人たちと挨拶を交わす場があった。

コロンビアの映画関係者に一人紛れていた私も、さすがに自分が場違いなことに気付き始めた。


「ラファ、わたし帰るね」

ラファ
今から打ち上げ行くからおいでよ

このラファさんは、これまた普通に誘ってくれる。


「いやもう無理だよ。わたしスペイン語全然喋れないし場違いだよ(汗)」

そう言って帰ろうとする私に、ラファが決め打ちの一言を放った。

ラファ
一杯飲んでから決めなよ

行ってやるさ〜!もうどうにでもなれ〜い!(`∀´)

エヴァも来てくれた(ほっ)

ラファが実はイケメンだったことに酔ってから気付く。

ってか、モヒートって本当にすっごいね!一杯飲んだだけなのに、いっきに酔い回る!

もう楽しくって、言葉も全然通じないのに、めっちゃ楽しすぎて、ケラケラ笑ってた!

いつのまにかルーカスの大事なメガネまで奪ってかけてるし!

ルーカス
「俺の映画どうだった?」


「言葉わかんないから、ぜんぶ理解できてない」

ルーカス
「なんで?英語の字幕でてただろ?」


「うん、でも早いから全部読み取れなかった」


「あ!でもこのシーン良かったよ!」

ルーカスが裸で踊っていたシーンの絵を簡単に描いて見せると、ルーカスは爆笑した。

ルーカス
「俺のは、こんなに大きくない!こんぐらいだ!笑」


「あははははは!!!じゃあもっと・・・こんぐらいだ!!!爆笑」

このとき描いた絵がデータで残ってないんだけど、こんな感じで、コロンビアの人達の場に厚かましくお邪魔して、夜を明かした今日は、キューバについたばかりの初日だった。

ラファに日本名をあげた

初めてやってきた国で、いきなりこんなに楽しくて大丈夫なんだろうか。

ってゆうぐらい、楽しかった。

そしてよく考えたら、キューバに来る前から全然寝てないのに、なんで私はこんなに元気だったのだろう。

人間ってすごいよね。楽しかったら、体はそれに順応しちゃうみたい。

は〜、すんごい濃い一日だった。

結局、朝ごはんまで一緒に食べて帰った(笑)

ラファ、ルーカス、コロンビアの皆さん、大変お邪魔しましたm(_ _)m

でも、本当に楽しくって刺激的な時間をありがとう!

(つづく)