キューバのWiFi公園でギャングスターに出逢う

キューバ2日目の朝。

ラファ達は、もう数日映画祭に参加した後、ハバナを離れてビニャーレス渓谷や別の場所に行くと言っていたので、とりあえず今日でお別れする形になった。

ラファ
「俺らもう友達だから、愛が次コロンビアに来たらまた遊ぼう!」

そう言ってくれた彼らとハグをして笑顔で別れた。

ありがとう、みんな

帰宅後すぐにシャワーを浴びてベッドに横になってみたんだけど、外がめちゃくちゃ明るかったので全然眠れず。

それに、昨日からメールとか全然チェックしてなかったから、近くのWi-Fiが使える公園に行った。

毎度の事ながら、キューバのことあまり調べずにやってきた私は、Wi-Fiがこうゆう公共施設や高級ホテルのロビーに行かないと使えないってゆうことを、昨日ラファに教えてもらってビックリした。

宿について「Wi-Fiパスワード教えてください(・∀・)」って普通に聞いて笑われたからね(笑)

私と同じようにWI-Fiを使いたい人がたくさんいるので、公園には朝から夜までずっとスマホ族がいる。

試験前の学生さんは、この公園で普通にパソコンを広げて何か調べ物をしてる。見てるだけで大変そうだ(汗)

で、そのWi-Fiを使うためにはプリペイドカードみたいなものを購入しないといけなくて、それが1時間3CUC(約330円)もするのだ。

当時は、接続も不安定で規制が厳しいため繋がらないサイトも多く、メールチェックと行き先などの簡単な調べ物しかできなかった。

・通信会社で購入(約220円)
・個人ディーラーから買う(約330円〜440円)
・ホテル・施設から買う(約340〜550円)

通信会社にいちいち行くのが面倒くさい人は、公園内に絶対何人かいるディーラーから買うことができます。

私にカードを売ってくれたのは、突っ込みどころ満載のこんな人でした(・∀・)

どこのギャングスターかと思ったわ!(゚Д゚)

でも写真撮らせてって言ったら、快くOKしてくれた!笑)

高く販売しようとしてくることもあるけど「わたし、原価知ってるもーん!」と言えば、ぼったくられる事はなかった。

それでも、通信会社で買う定価だと彼らに儲けはないので、3CUC以上は払ってあげてください。

そんな感じで、一日ぶり?にメールチェックしてみると、ヒューストンで仲良くなったジョンからメールが来てる!嬉)

ジョン
「フロリダ楽しんでる?キーウェストまで行けたんだね!写真見たよ!」


「ジョン!元気?わたし昨日からもうキューバだよ!ここ家でWi-Fi使えなくって、いちいち公園に来ないとだめなの;」

ジョン
「おお!そういえば、次はキューバ行くって言ってたね!俺は昨日アートショーに行って、ロードバイクで街走ってきたよ!」

お互いの近況をシェアして、昨日コロンビアの人達と出逢い、おもしろい映画と経験があったことを伝えた。

一通りの映画の内容を伝えたあと「ドキュメンタリー映画は性的な表現のものが多いよね〜」ってジョンは流石の意見だった!わかってるぅ〜!(・∀・)

あとは、明日キューバに到着するって言ってたミジにも連絡!

私が今泊まってる場所にミジも来るかなぁ?と思ってたんだけど、「タダで泊めてくれそうなホストさんを見つけた!」と謎な事を言ってる。。。

前回のブログにも書いたとおり、キューバではカウチサーフィンなどの無償宿泊は禁止になっているはずなんだけどなぁ。

「それ本当に大丈夫?」と聞くと、「タダでいいって言ってるから大丈夫だと思う。愛ちゃんも来ていいって言ってるよ?」って。。。

私は一度決めたホストさんをコロコロ変えるってゆう行動が基本的に好きじゃないから、無料には惹かれたけどミジの申し出を断り、とりあえず明日、その謎のホストさんの家の近くにある高級ホテルで、午後3時に待ち合わせしようとゆうことになった。

ふぅ。これでとりあえず必要な連絡はとれた。

明日からまた二人旅が始まるのかぁ。。。

昨日少しの間だけだったけど、一人になった瞬間、いろんな人に出逢って、話して、いきなり濃い時間を過ごして、、、

やっぱり一人で旅してる方がなんか楽しい気がするなぁって、このときは正直思った。

めっちゃ当たり前のことを言うけど、何をするにも誰と出逢うにも常に本来の自分でいられるし、自分の感じた気持ちのまま動ける。

だからかなぁ、一人で旅している方が出逢った人とダイレクトに仲良くなれる気がするんだ。

昨日コロンビアの人達と過ごしたあの場所に、もしミジと一緒だったら…って考えてみた。

ミジは英語もペラペラで頭も良いから会話もきっと私より弾んで、もっと色んな話が聞けて、もっともっとおもしろい展開になったかもしれない。

でもそれはミジが作った展開であって、私はそこではきっとただの第三者なんだよなぁ。

心の中の説明が難しいんだけど、、、簡単に言えばミジといるときの私は、私の旅の中なのに脇役に回らないといけないってゆう潜入感みたいなものがこのときすっごいあってね。

その原因は、ただの私の狭い心と、フロリダで実際ミジと過ごした経験から生まれてる。

私がここで完璧なお姉ちゃんになりきれたら全然問題はないんだろうなぁ。

なんせ私は、年の離れた兄二人を持つ末っ子とゆう環境で育ったので、お姉ちゃん役になるとゆうことを体が知らない。

そう思ったら、メキシコの姉ちゃんは、こんな子供みたいな私と仲良くしてくれて疲れなかったのかなぁ。

やっぱあの人は本当にすげぇな。。。





って、心の中ほじくり返してたらいつも話脱線や!汗

昼間の公園には可愛い子供達もたくさんいて、カメラを構えたくなりますね〜。
(無理やり話題変えおったぞ!)

でも見知らぬアジア人の私がカメラを向けると、めっちゃ警戒されて可愛い笑顔引き出せない…

そんな眉毛かしげないで〜!泣)

お!この子はちょっとカメラに興味持ってくれてる?!素敵なシャツ着てるね!

おぉ!笑顔をくれたー!二人とも超美人さん✨

お姉ちゃんのほうに「カメラ使ってみる?(・∀・)」と英語とジェスチャーで話しかけると、伝わったみたいでこっちに来てくれた!

うん!実に様になってる!!!

連写音にすっごい驚いてるの(笑)もういちいち可愛すぎるぞぉぉ!

↓この写真が可愛すぎて、ずっとLINEのアイコン画像に設定させてもらってた♡

いや〜、それにしてもこうやって外にいると、1分毎のペースでこうやって声をかけられるんです。

「ヘイ、チナ!(やぁ、中国人!)」

最初は「ノー、ハポン!(違う!日本人だ!)」といちいち答えてたんだけど、本当に尋常じゃないぐらい「チーナ!チナ!」ってあっちこちから言われるから、もう無視することを覚えちゃった。

それなのに、私が座るベンチの横に居座って言葉もまったく通じないのに、ずっと陽気に話しかけてくる男の子がいた。

私がメールしてても、写真撮ってても、物思いにふけてても、子供達と遊んでても、全くお構いなくガツガツ来るからしんどくも感じたんだけど、悪い人ではなさそう。

そこで彼が私に何を言おうとしているのか理解しようと試みたところ、なんかふつうに日本人と友達になりたいって感じだった。

そんな彼は、ワン・ツー・スリーの簡単な英語も伝わらん状況で、私にずっと質問をしてくる。

そんな状況でも「オールドハバナに行ったことあるか?」と言っていると理解し、「まだ」と言うと、「案内してあげるから今から行こう!」と言ってるようだ。

ん〜たぶんそこは明日ミジと会うときに見れると思うけど、まぁなんも予定ないしいいや!

せっかくこうして誘ってくれてるし。

「OK!行こ!」と返事すると、その彼は、後輩らしき若者を呼び出し、三人で向かうことになった。

(つづく)