こんにちは、愛です(・∀・)
うちのパパは12年前からRaw Veganでして、彼が日本に来るたびに外食に困っています。
この記事の内容
ローヴィーガンとは?
Raw Vegan(ローヴィーガン)とは文字通り、生野菜や生ナッツなど加熱していない食材だけを使った料理のこと。
具体的にいうと、デイハイドレーターを使用した47度以下の調理あれば、素材の酵素が壊れないので加熱してもOKらしいです。
生のまま冷凍した食材を使ったスムージーや、醗酵食品もOK。
醤油やスパイスなどの調味料にも、わりと寛大なようです。
私自身、ヴィーガン生活をはじめて1年半ほどになりますが、お米と味噌汁が主食の日本でRaw Veganのパパをサポートするのはめちゃくちゃストレスなのが正直なところ。
「毎食Rawじゃなくてもいいじゃん!温かいものも食べてバランス取らないと身体壊すよ!」と、しょっちゅう喧嘩になります😅
例えば、寿司屋に行ってもパパが食べるのは米なしの野菜巻き。。。
これだったら、わざわざ寿司にする必要なくね?
たとえVeganレストランに行っても、日本でRaw Foodに詳しいお店はまだまだ少なく、選択肢はほぼない状態です。
美味しそうなサラダを頼んでも、ブロッコリーや根野菜はだいたい茹でてくださってるし、生で出てくるものなんてレタスとトマトぐらい。
しかもパパは日本語がまったく話せないので、私が店員さんに「米抜いてもらえますか?生野菜だけで作ってもらえますか?😓」といつも頭を下げて頼むのだ。
人様に迷惑かけなければ、どこにいようが自分の食べたいものを食べればいいじゃんって思うのですけど、日本で毎食Raw Veganを徹底するなんて、私からしたら超身勝手で自己中な話です。
たまに食べるからRaw Foodの良さが生きるのであって、常に生野菜ばっか食べてたら消化が良すぎて腹持ちせず、食費も高くなりがち。
しかも、おやつにまで「Raw Veganチョコレート」や「Rawバー」を食べるんだよね。
Raw系のスナックって需要少ないからめちゃくちゃ高いんだよ?
ちなみにうちのパパは、温かいお茶やコーヒーも飲まず、寒い冬でもコールドプレスジュースやスムージーを飲んでます。
冬場は、あまりにも見ていられないので「白湯ぐらいは飲んだら?」とすすめて、お湯だけは飲むようにはなりました...😅
アメリカのRaw Vegan Foodの需要は?
じゃあ、パパの住むアメリカにはRaw Vegan Foodがたくさんあるのか?
と気になるところですが、私の知る限り、ロサンゼルス、アリゾナ、コロラド、ラスベガス、シカゴ、ニューヨークなど、アメリカの中でも大都市と言われる場所にしかRaw Veganに対応したレストランはありません。
それも、各州に1〜2件あればいいほうです😅
(アメリカでこれだったら、日本では絶対無理だろ!)
パパがアメリカでRaw Veganのレストランに行くたび、わざわざ写真を送ってきてくれるんだけど、私にはもう野菜の切り方と盛り付けが変わっただけにしか見えないんだよね...😂
Rawなのに、なぜか加熱調理した料理より価格も高いし、、、
そこまで「生」にこだわるなら、もう畑から採れた野菜とフルーツを食べるだけでいいのでは😭?
ローヴィーガンを続けると加熱料理したものが食べられなくなる?
Veganというだけで世間からハミ出している風評がある中で、Raw Vegan100%で生きていくなんて、、、
パパが住むアメリカではできるかもしれないけど、日本では到底理解されない文化です。
日本は「生食文化」には寛大だよ?新鮮なお魚さんのね🐟✨
でも、「生菜食」を日本で続けるのは、自宅に豊作な畑でも持って自給自足しない限り不可能だと思う。
日本人は、米と味噌汁をこよなく愛してるもん。
パパは、私が食べるものには文句を言わず「美味しそうなニオイだね!」と、いつも横でクンクンしてきます。
12年前までは加熱していたものも食べていたので、料理の味は匂いから容易に想像できるようです。
でも「12年もRaw Foodで生きてきたから、もう体が加熱調理したものを受け入れない(吐く)」そうで、今後もローヴィーガンをやめるつもりは一切ないんだって。
パパにはパパなりに、Raw Vegan Foodに対する深い哲学に共鳴し、この超ストイックな食生活を好んでいるようですが、私は動物を愛する気持ちからヴィーガンを実行するだけで充分だと思うし、それ以上は単なるエゴだというふうに思ってます。
なので、パパのRaw Vegan哲学を理解する努力はもう諦めてます。
それは、Raw Foodに興味がないってことではなくて、やはり人間はバランスが大切だと思うんですよね。
Veganじゃない方がこのブログを読んで、「 Veganの時点でお前もバランスとれてないだろ」と、肉や魚を食べることを推奨するのとは違う意味にはなりますが、Raw food 100%というのは、パパが日々食べているものを間近で見ていても私の考えるヘルシーなバランスとは思えないんです。
日本には四季があり、季節折々の食材でバランスをとる文化がある。
(アメリカにも四季はあると思うんだが...)
なんだか愚痴多くなってしまいましたが、、、
それでもパパが来日してくれたときは、一緒に楽しい食事時間が過ごせるように私なりにRaw Foodへの努力はしているんです。
大阪でRaw Vegan(ローフード)に対応してくれるお店
最後に、パパの厳格なRaw Veganに快く対応してくださる大阪のヴィーガンレストランを何軒か紹介させていただきます。
ローフードに興味がある方はぜひ参考にしてください💓
パリワール村カフェ 学研奈良登美ヶ丘
1件目は、無農薬野菜ダルバートで超有名な「パリワール村カフェ」です。
オーナーの美々ちゃんとはもう姉妹のように仲良くさせてもらっており、パパのこともよく知ってるので「Raw Foodを作ってもらえないか?」と聞いてみたら、快くOKしてもらえました。
イレギュラーな対応になるので3日前までの予約が必要なのと、お値段もそれなりに高くはなりますが、フレッシュな無農薬野菜をふんだんに使った創作ローヴィーガンは、「レシピも何も見ずに今までの料理経験と想像だけで作った」とは思えないほどのクオリティ!
パリワールで仕入れているイキイキしたお野菜は、確かに生で食べるのが一番ベストかもしれません。
住所 | 〒630-0115 奈良県生駒市鹿畑町1419番地 fa-arrow-circle-rightGoogleマップ |
営業時間 | 12:00-17:00 ※土曜のみ延長営業 ※火・水曜定休日 |
Web |
プラントベースカフェ Rita 大阪八尾
2件目は、八尾市にある「PLANT BASED CAFE Rita」です。Rawケーキとカクテルプリンで有名なヴィーガンレストランです。
可愛らしいご姉妹で経営されており、お姉様がRaw Foodに詳しく、前もってオーダーするとオリジナルのローヴィーガン料理を作ってもらうことができます。
まだまだOPENして新しいお店ですが、Ritaのお料理は美味しさと芸術と愛を融合させた、とんでもなく繊細なクオリティーご飯なのです。
RawやVeganに興味がない人にも超絶おすすめ!
わたしが大阪で一番好きな優しくて、愛に溢れたレストランです💓
住所 | 〒581-0014 大阪府八尾市中田5丁目155番地 第3 八尾村橋ビル 101 fa-arrow-circle-rightGoogleマップ |
営業時間 | 11:30-18:00 ※木曜定休日 |
Web |
他にも、ブッダ(森ノ宮)や、パプリカ(本町)など、行った先々でサラダを生野菜だけにしてもらったり、いろいろ工夫しながらパパの日本でのRaw Veganをサポートしてるわたしです🥲
「ローフードやめろ!」とは言わないけど、せめて真冬や外食時ぐらいはストイックな生菜食をやめて、日本の四季を感じるVegan料理を家族と一緒に楽しんでくれたらな〜と密かに願っております。
ローフードは本当に健康に良いのか?
12年間ローフードだけを食べ続けているパパは、アメリカで建築関係のビジネスをしていますが、「20代の若い従業員より体力も力もあるし、脳もキレキレだ」と、ローフードの効果をいつも高々と話しています。
確かに、ミネラル・酵素・ビタミンなどの栄養素が壊れることなく細胞に吸収され、消化もスムーズなので内蔵には良いかもしれません。
毎日たった1杯の青汁だけで10年以上生活している森美智代さんは、「生菜食+食立ちが人間を病から救う」と仰ってますしね。
確かに今の時代に生きる私達人間は、必要以上に食べ過ぎているという点では同意です。
でも、いきなり食事を生菜食だけにしろとか、1食にしろというのは万人には通じない話です。
私は、まだ授乳もしてるので余計に無理だと感じます。
パパのように、体力仕事で生菜食を続けてるとどうしても食べる量が多くなるし、時間がないときは間食にRawバーやチョコレートをいっぱい食べてエネルギー補給してるからね。
そんな無茶なローフード生活が理にかなっているようには到底思えません😅
また、食物には火を通すことで栄養価が高くなるものもあるしね。
食も人生もなんでもそうですが、全てはバランスが大事だと思いますよ。
まぁ、自己満で生きて行けばいいのですが😊✨
変な終わり方ですみません。
(おわり)