VEGAN対応!関西で一番美味しい無農薬野菜ダルバート【パリワール 生駒】

こんにちは、愛です(・∀・)

先日の朝インスタを見ていたら、私の大好きな無農薬野菜ダルバートを作って下さっている「スパイス パリワール」が経営危機と知り、すぐに店長さんに連絡して駆けつけることに(!)

パリワール本店(料理メイン)と、今年新しく出来た2号店「パリワール村カフェ」は奈良県にあるんですが、奈良にはコロナによる経営困難に対してまともな補助金制度がないらしい。都道府県によって支援内容や費用が違うなんて知りもしなかった。

大阪で飲食店やってる知り合いから「普通に店営業してる時の売上より補助金の方が多いよ!補助金をフル活用して飲食事業を新たに始める人も結構おる。もちろん売上になるから課税対象やけどね」と聞いてたぐらい;

まるで芸術!パリワールのダルバートとは?

私がパリワールに通い出したのは2019年、南インド料理にめちゃくちゃハマっていた時期で色んなレストランを食べ歩いていたときに偶然出逢いました。

他店よりお値段は高めに感じたけど、テーブルに運ばれてきたこのダルバートを見て納得。見て、食べて、一瞬で恋に落ちました。

当時はチャパティもあった

これまで食べ歩いてきたインド料理とは真逆で、地元で採れた新鮮な無農薬野菜をたくさん使って手間暇かけて作られたパリワールのダルバートは、食べるほどに身体の細胞が生き返るのを感じました。

ちなみに、ネパール料理とインド料理は混合されることが多いのですが味が全然違います。油とスパイスをたっぷり使ってこってり作られるインド料理とは違い、ネパール料理はスパイスや油を多く使わないのでカレーの見た目もスープ状のものが多く味もマイルドなんです。

特に、パルワールのダル(豆)カレーは子供でも食べられるように作られているので本当に胃に優しくて、食べた瞬間から身体がすごく喜んでいるのを感じるんですよね。そんなパリワールを「体調不良時の駆け込み寺」と勝手に名付けてるぐらいです(笑)

地元・奈良で採れた新鮮な無農薬野菜がたっぷり

奈良県は大阪と違って自然がまだ多く残る場所で、パリワールで使われている野菜はなんと店長の祖父の代から無農薬で耕された畑で日々収穫されているのだそうです。

パリワールの近く(奈良県)

地元で育てられた食材が一番栄養価が高くて体に良いとは昔からよく言われていますが、パリワールのダルバートに出逢って本当にその通りだと思いました。

このダルバートは、全ての野菜達のポテンシャルがスパイスで殺されることなく、逆に生かされているんですよね。

何度か通い始めた頃から、店長の美々ちゃんが私のことを気にかけてくれるようになり、今ではお店が忙しくないときは色々話すことも多いのですが、美々ちゃんは「これだけ多くの品数を1つのプレートに乗せるのは容易ではない」と言います。

野菜の新鮮さだけにこだわっているのではなく、スパイスなどの調味料や他の材料にもとことん安全性(無添加・有機)を追求されているので仕入れコストも高く、コロナ時代になって一年後ついに値上げを決意されましたが、それでも経営は難しいようです(涙)

もちろん常連さんも多く人気も知名度もあるお店ですが、車がないと手軽には来れない場所にお店があるためお客さんが少ない営業日もまだまだあるみたいです。(私は電車・バス・徒歩で通ってます)

大阪の飲食店街にあれば〜と勝手に思いつつも、この自然豊かで閑静な場所に位置しているパリワールの雰囲気を愛しているのも事実なんですよね。

パリワール2号店の最寄駅「学研奈良登美ヶ丘」

それでも、ダルバートを目当てに来てくれるお客さんのために何度も苦しい時を乗り越えて今日まで営業を続けてこられたそうですが、今回は2号店「村カフェ」のオープンも伴ってサポートが必要な状態になってしまったみたい(涙)

2022年にできたパリワール2号店

パリワール「村カフェ」に遊びにきた

パリワール2号店は、飲食だけの1号店とは違って広々した民家の中で時間を忘れて寛げる空間になっていて、美々ちゃん(店長)はこれから色んな催し物を通じて、ここを「昔のように人がただ自然に繋がれる場所」にして行きたいと考えているそうです。

やって来るお客さんでマスクを付けてる人の方が珍しく、美々ちゃんも旦那さんも感染症とか全く恐れてないのでマスクも消毒もしなくていいよ」スタイルで開放的にOPENされています。山から降りてきた気持ち良い風が入ってくるしね。

そんな美々ちゃんの想いを近くでサポートする人、遠くから時々サポートする人、眺めるだけの人、色んな考えがあって全然良いと思う。私は「遠くから時々サポートする人」の一員として、今日新しく出来たパリワール村カフェ(2号店)に心ばかりのドネーションも兼ねて遊びに行ってきました!

2号店での飲食メニューは、本店とは異なりまだまだ開発途中という感じですが、ここでもミニダルバートがちゃんと食べられるようになっています!現在は紙皿で頂くテイクアウト仕様になってますが、お客さんがどれぐらい2号店にも来てくれるか様子を見ながら色々試行錯誤して行くとのことです。

わがまま言うと「ここでも本店と同じダルバートが食べたい!」というのが本音で、私の他にも同じ意見を持った人が多いようですが、決断に至るのはこの先たくさんのお客さんが新しいお店にも順調に来てくれるようになった時かな〜という感じでした。材料に物凄くこだわっているので、フードロスは絶対出したくないという美々ちゃんの苦渋の決断です。

日替わりスパイススイーツもある

いつものダルバートが脳と胃に強く残りすぎているので物足りなさはもちろん消せませんが、お客さんとはいえ自己都合だけで贅沢言うたらあかんなって思いました。こうして大好きなダルバートのミニサイズが食べられるのも超幸せです。

ミニダルバート

このダルバートが世界から消えるなんて考えられない。

そんな単純な想いだけで、私はパリワールを営む美々ちゃんのサポートに来ました。自分でこの味と盛り付けが再現できるならサポートはしなかったですが、自分には到底できないことを続けてくれる貴重な存在だからです。それはパリワールの料理教室に何度も通ってるお客さんですら言っていました。「いくらやり方を真似してもこれと同じ味は出せないよ」って。

世界中どこを探しても、これだけ鮮やかな美食ダルバートが食べられるのは奈良県のパリワールだけだと本当に心から思います。

パリワールが営業継続できるようサポートしよう!

そんな唯一無二のネパール料理を提供するパリワールでは、7月末まで皆様の寄付や協力金を受け付けられています。これを機にお店に食べに行くだけでも充分サポートだと思うし、遠方からサポートされたいという方は銀行振込でも支援できるようです。詳細はインスタグラムで確認してくださいね!

お店の営業はきっと大丈夫だと思います。パリワールを一番辞めたくないのは美々ちゃんとその家族だし、私がサポートに行った時も数人の方がもうお店に駆けつけてくださってました。なにより美々ちゃんはとてもタフな女性です(笑)

私と美々ちゃん

でも、サポートが多すぎて困るということは絶対ありませんので、是非パリワール(ダルバート)の将来を一緒に見守ってくださると私も嬉しいです。

最後に、PARIWAR(パリワール)の意味はヒンディー語で「家族」です。

 

村カフェでは、羊のメイも待ってるよ♡

インド&ネパール料理 Spice PARIWAR(パリワール)の詳細とアクセス

2023年1月、パルワール生駒店は「Spice PARIWAR 村カフェ」に移転されました。

現在は、緑豊かでのどかな空気が流れる村カフェでダルバートが食べられます。

Spice PARIWAR 村カフェ(学研奈良登美ヶ丘駅)

村カフェ(2号店)は近鉄学研奈良登美ヶ丘駅から徒歩12分くらいです。道中坂道を上下しますが自然豊かで癒やされるので食前後の運動には最高です。(真夏はおすすめできないかも...)

住所 〒630-0115
奈良県生駒市鹿畑町1419番地Googleマップ
営業時間 12:00-17:00
※土曜のみ延長営業
※火・水曜定休日
Web Instagram

お家でダルスープを作るなら、皮剥きムングダルがおすすめ↓

(おわり)