世の中にはたくさんのママの形があって、たくさんの子育ての色がある。

参考になることもあるけど、そんな他者のアイディアをいちいち我が家に当てはめようとしていたら、子育てどころか、人生も絶対うまくいかないって思います。

わたしはアメリカ人との事実婚という感じになりますが、出産前も後もパパからの経済的サポートは頂いてないのが現状です。

パパがマイナスマン(借金がある)なのは薄々気付いていたけど、ミドルクラス以下のアメリカ人達にとって、今回のハイパーインフレと経済悪化はおもった以上に深刻なようで、パパのお金の流れは回し車から降りられないネズミのような状況でごじゃいます🐭

今の地球は特に、金持ちだけがさらに金持ちになっていくという不思議な循環をしているようです。

この循環わからんでもないけどね。

そんなこんなで、わたしはパパに一刻も早く回し車から降りてきて安らかに暮らせる男に成ってほしいので、一銭のお金も頂戴せずに、日本に残ってひとりで子育てをしています。

子育てはめっちゃ楽しいってゆうか、親のわたしが毎日育てられ、幸せをあたえてもらってる感じしかないです。

9ヶ月経った今でも、毎日「ママを選んで産まれてきてくれて本当にありがとう」って涙をこぼして言ってしまうし、「大好き」なんてもうそんな言葉じゃ足りないほどの心中です。

「コソダテ」と呼ばれるこの仕事が楽しくて仕方ない。

本人が「行きたい!」と意思表示しない限り、できれば保育園にも幼稚園にも義務教育機関にも頼らず、「ずっとママと地球をうろちょろしながら生きた勉強をしようよ!」と本気で思っているし、本気でそうしたい。

わたしが世界中に連れ出して、世界中の人・言語・違い・文化・芸術・匂いに触れさせてあげたい。

毎朝、目覚めるたびに大きくなってしまうこの美しくて完璧な人が壮大な一人旅に出る日まで、母として側で与えられるだけの愛を蒔き、この二度とない時を全身全霊で楽しみ尽くしたいと思う。

子育て以上に夢中になれるものなんて、今の私にはないな。

たった0.1mmの成長の瞬間さえも見逃したくないです。

贅沢しなければ数年暮らせるぐらいの蓄えも収入の目処も不思議とあるし、日本での生活を工夫すれば1年に1回はどこか海を渡って長く過ごせる時間も取れるんじゃないかとも思える。

わたしには、愛すべきこのブログとレオがいる。
ここがわたしの勤め先であり、全身全霊で育てるべきもの。

出産後、私の周りにいるたくさんのママたちが子育てしながらも社会でバリバリ働いて成功しているのをみて、「わたしもこうならなきゃいけないのに...」と自己嫌悪におちいるような考えばかりしていました。

わたしは「妬み」という感情を知らないので、きっとこれは「比較と焦り」だったと思います。

でも、自分が本当にしたいことはなんなのか落ち着いて、焦らず、考えなおしてみたら、今の状況に感謝のフラワーブーケが勢いよく吹いてきて、「わたしはいわゆる世間一般と違うんだ」ってことにようやく気付けました。

世間一般から見れば、足りてない(?)自分。
自分の内面から見れば、今で充分な自分!

今の自分で充分だと思えるからこそ本心で感謝することができ、現状を曇りなく把握できる。

ということで、レオが私を必要としてくれる間は、無理に働きにいかないという選択をすることにしました😊

私はこのブログをたくさんの人に読んでもらうようにも勤めるから、ちゃんと全てが好循環になって、やりたいことも叶えられるし。

さー、今日も雨だからお家でひたすら読書だな。

そしておっぱいだ(笑)

(おわり)